ブログ説明


若者の心の扉を開き、いのちの感覚を目覚めさせ、知力・体力・気力を充実させ、

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役立つ人間に成長することを願い、若者の「生き方」と「働き方」と「自立」を応援しています。
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2018年10月26日金曜日

2018/10/26 水輪の理念について ~お誕生日会 最近の気付き発表より~

10月に行なわれたお誕生日会&歓迎会では、
美味しいお料理、部署別寸劇発表会などお楽しみイベントだけでなく
日頃の生活のなかでの気付き・学びを発表する時間もありました。

館内・ファーム・総務・さおりさんケアのメンバーが一
斉に集まることの出来るこの貴重な機会に、
お互いそれぞれの現場での成長を共有しあうことができ、
よりいっそう、相手を尊重し、尊敬し、
そして自分も頑張ろうと、切磋琢磨する気持ちが生まれました。

今日は、ある青少年の、「水輪の理念」についての発表を
ご紹介させていただきます。



私は水輪に来て9年目になりますが、今まで本当に多くのことを学ばせていただきました。
そこで今感じることは、ここ水輪には、本物の生き方があるということです。

人工物にありふれた生活ではなく自然の中での生活。
無農薬でつくられた食材を中心とした添加物の入っていない食事。
弱者やできない人を排除する競争社会ではなく、共に助け合い共に生きるという社会。
仕事と生活が切り離されたものではなく、
日々の実習そのものが自分たちの生活であり生き方であること。
日々の実習を通し、自分の人間性を高めてゆくという意味や目的があり、
それを実践し変わってゆくことにより、
周りの価値観に流されない真の自分の生き方をしてゆけること。
ただの知識の詰め込みではなく、今この目の前のことに向き合い続けることを通し、
体験し、乗り越えてゆくこと。

そのような一つ一つの体験や学びが今の自分を作ってきたのではないかと感じています。

今の世の中では、表に見えている世界は一見華やかであり、
楽しく生きているようにも見えますが、
その裏に多くの孤独や虚しさがあるのではないかと思います。

今の社会は物にありふれ、
人が本来育んでくるべき心が失われてしまっているようにも感じます。
どこか一人虚しくてもそれを紛らわすことのできる環境があり、
そこに浸り、自分の中にある虚しさや孤独感に
気づくことができないのではないかとも思います。

そしていつも現象的な表面的なことに左右され、
自分の生き方に迷ったり、本来向き合い歩んでゆくべき今を見失い、
いつも過去をくやんだり思い出したり、これからの未来に不安を抱いてしまう。

人に尽くすことをせず、自分の利益を優先してしまうがために
いつも自分が満たされる対象や、幸せを自分の外に求め、
それを得られたか得られなかったかで、自分の心が揺れてしまう。

それは本当の自分を生きていない姿なのではないかと思います。

水輪ではそのような生き方ではなく、
男女の性別や年齢を超えて人の心が真に通じ合い、
どんな人とでもともに生きあってゆける関係性があります。

そして水輪の原点であるさおりさんと共に生きてきた中で、
人はどんな重い課題を抱えていても、
生まれて生きていることには意味があり、
その意味を体現し、いのちを輝かせてゆくことができるということ、
人は本来どのような生き方が大切なのかを先生方は学んでこられました。

私含め水輪では課題を持って一人一人が学びを深めています。
その中にはそれぞれ成長段階がありますが、共通して言えることは、
人は人間同士の関わりの中でこそ成長してゆけるということではないでしょうか。

私自身、今実習生の担当をさせていただき、
自分のために一生懸命頑張ること以上に、
人に与える、人に尽くすということを通して、自分の心を磨かせていただいています。

大変な課題を持っている方であっても、
その人と共に生き、成長を願いつくしてゆくことで、関わる人も成長します。
それが共に高めるということではないかと思います。

そのような人間が成長してゆくことは何も特別なことではなく、
本来の食・農・医療・教育といった中で実現してゆくと思います。

それを実践し、深め続けてゆくことが
これからの未来を生きてゆくうえで大切になる理念ではないでしょうか。

(Y.I.)