ブログ説明


若者の心の扉を開き、いのちの感覚を目覚めさせ、知力・体力・気力を充実させ、

人間力・仕事力・徳力・生活力・学力・実践力・自分力を養い、世のため、人のために

役立つ人間に成長することを願い、若者の「生き方」と「働き方」と「自立」を応援しています。
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2013年1月28日月曜日

実習生への手紙


今まで忙しくてなかなか打ち込みができませんでした。御返事も出来ずに申し訳ありませんでした。





まだまだたくさんの方々からおたよりを頂いているのですがそのなかの一部をご紹介させていただきます。
Kさん
前略
水輪の皆様先日は遅い時間までYのために時間をとって下さり感謝しております。とても温かい気持ちで話し合いができたことが嬉しくてなりません。心で語り合えた気がいたします。Yが望む塩沢さんご夫妻の様な、お互いのことを尊重しあい仲のいい夫婦を目指して頑張ろうと思っております。Yは親元から離れて頑張っていると思いますよ。もう一歩前進できるように、毎日自分で起き研修ワークを続けてくださいね。水輪の素晴らしい自然と暖かいスタッフや仲間の中で生活できることに感謝の気持ちを持って過ごして欲しいです。
草々

Nさん
この度は突然に伺わせていただいた上に親身になってお話をしていただき、先生のお心の大きさ深さに感動し、お受けいただき本当にありがとうございます。情けない母親で子供のことになると目の前が見えなくなってしまい。見苦しくて申し訳ございませんでした。仕事をしておりますせいで子供への愛情が不足しているのではないかとついつい甘やかして過保護にしてしまいました。勉強しか知らない娘です。私が言うのもおかしいですが、根は素直で優しい子ですが、不器用で人との関係がうまくいかず、また与えてもらうことしか知らず、他者に貢献する喜びや多くの人とディスカッションすることにより、他者からの自分を受け入れる他者を考えることなどしたことがありません。これから生きていく上で本当に大切なこと、自分を見つめ直す大切な貴重な経験をさせていただき本当に感謝しております。いろいろご迷惑をお掛けすると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

Kさん
秋も深まり朝夕はめっきり冷え込むようになりました。長野はこちらよりさらに寒いのでしょうね。娘が水輪にお世話になってから1ヶ月が過ぎました。この1ヶ月主人といろいろ話し合ってきました。Yにとって今何が必要で親の私たちが何をするべきなのだろうかと、今までにはない時間をかけて話してきました。私たち家族にとってきちんと向き合って話すことがとても大切なことなんだと娘が教えてくれたのだと思っております。そして、水輪には大切な娘の命をあずけても大丈夫だと、主人と二人で感じて決めたことです。信じて待とうと思っております。今後共娘をよろしくお願いいたします。Yさん生きてきてくれてありがとうYさんがいてくれることで、大変なこともありました。でもね、それ以上に楽しいことや、嬉しいこともありました。何より親としての経験を積ませてもらっていますよ。ただYさんが今までの生活を続けていたら世の中に出て、生きてゆけるのかとても心配です。

Yさんが正しい生活のリズムを取り戻す。問題が起きても乗り越えてゆく心の強さを持つ。そして、じぶんの人生をどういきるかを考えて行動する。このことが、残念ながら、お母さん達のもとでは学べないのだと判断しました。本来なら親のもとで学ぶべきことなのでしょう。しかしながら、お母さんたちには、何か足りなかったんだね。あなたに学ばせることが出来ませんでした。結果として、今、Yさんには辛い思いをさせています。今は少し辛いけど、Yさんは私たちの娘です。「Yちゃん心が強くなったね生きてゆく力がついてきたね。もう大丈夫よかったね」とみんなに言われる日が必ずくると信じています。どうかその日が来るまで、頑張ってください。お母さんもお父さんも形あるものが欲しいわけではありません。Yさんが生きてゆく力を身につけてくれることが何よりも嬉しいことです。お母さんはお父さんとYさんを信じて待つことに決めました。周りを気にせず自分自身を信じて、何事も投げ出さずやり遂げる力をつけてください。住んでいる場所は離れていますがYさんを思う気持ちは届いていると信じています。毎日使うエプロンを送ります。エプロンを身につけたYさんが生き生きと働いている姿を思い浮かべてお母さんも頑張ります。水輪の皆様、これから本格的な寒さを迎えることでしょう。どうぞ皆様お体をご自愛ください。

K・Sさんからの手紙

 私は通訳をしていますが、今はあまり通訳の仕事は引き受けていません。
 毎日、M教育大学で、留学生担当の非常勤職員として働いています。
 大学は単科大学なので、学生数は2000人くらいです。東日本大震災では、ほぼ全員が被災者です。

 家族や親戚が一人、あるいは数人亡くなった。友達が亡くなった。家が全壊した。半壊した。親が仕事を失った。交通機関がないので、兄弟が転校することになった。
状況は様々です。

 毎日毎日、学生たちが事務室にやってきては、窓口で私と立ち話をします。
「親友が死んでしまってから、俺は生きる力が出ない。」
「叔父さんが死んでしまってショックで、吐き気が止まらないんです。車を運転していて、赤信号のたびに吐いています。」
「祖父母が行方不明です。津波から3ヶ月経つから、死亡届は出せるけど、出してしまうと希望が消えるから出したくない。」

 そういう学生たちの話を、私はただひたすら聞きます。
 私には聞くことしかできないから。でも、全身全霊で聞きます。聴きます。

 震災後4ヶ月経ったあたりから(711日)、私はひどい風邪をひいてしまいました。
珍しく熱を出して寝込み、仕事を2日も休みました。

 “ああ、心も体も、魂も疲れているな…と感じました。
 そうしたら、水輪で通訳をさせていただくことになったのです。

 たくさんの愛とエネルギーをもらいました。



 私が大きな大きなエネルギーをもらったのは、「水輪」で一生懸命、そして明るい笑顔で働き、学んでいる全てのスタッフの方たちからでした。

 一人ひとりの笑顔は光のように輝いています。
 けれど、「水輪」へとたどり着くまでの道は決して平坦ではなかったことが感じられます。

 みなさんの笑顔を見るたびに、私はどんどん力を取り戻していったのです。

 私も水田に案内していただきました。
 私の家は農家ではありませんが、親戚の多くは農家です。(家はお米屋さんでした!)
 だから、45年使われていなかった水田を復活させるのは、「奇跡」以外の何ものでもないことを知っています。

 「秋田こまち」を植えているというKさんの言葉を聞いて、私は涙が出そうになりました。

 大事な水田が津波のせいで、塩害に遭ってしまいました。波をかぶっていない土地でも、水は地下でつながっているので、広範囲の土地に塩がしみ込んでしまったのです。

 塩分を少しでも抜くために、何度も水田に水を入れては出す、という作業が行われました。その作業に時間がかかったので、田植えは例年より1ヶ月遅くなりました。

 ちゃんとお米ができるのか、美味しいお米になるのか、誰もわかりません。

 神様に祈るだけです。

 
 


みどり先生、先日は大層お世話になりました。
 夜遅くの到着にも拘らず暖かくお迎えいただき有り難うございました。
 今回水輪との御縁をいただき、みどり先生の信じられないような暖かく深く細やかな御配慮により、Rがお世話になる事になりました。何とお礼を申し上げて良いのか言葉が見つかりません。
Rさん 
先生の底知れぬ深い愛情に圧倒され、私はただ感謝することしかできません。本当にありがとうございます。

 あの日、十二日は午後三時ごろ、四年数ヶ月振りにRの姿を目にし、余りの変貌振りに大きな衝撃を受け、とにかく水輪に連れて行かなければもう救いはないとの思いだけで、どうにか夜遅く水輪に辿り着くことができました。

 語らずとも先生にはお分かりのことと思いますが、今回先生のお話を伺う中、私は色々な事に気付かされ、自己嫌悪にも陥りました。
 私に振れない強い心、毅然とした態度が欠け、甘えの体質、依存の体質を持つ、底の浅い上辺だけの人間であることが、Rの負担となり、ここまで苦しませることになったのだと気付かされました。
 先生にRの生き直し、生まれ変わりの為のお母さんになっていただけるのは、Rにとっても私にとってもこんなに幸せなことはございません。

 今回のRや私の生き直しの機会を与えてくださったKさんにも深く感謝致しております。

 おいとまする前、みどり先生の元に伺わせていただき、研一先生にご挨拶させていただけたことも嬉しいことでした。
生きる研一先生のお声やお話しぶりは心を暖め、気付かず固くなった芯を溶かされていくような気が致しました。おいしい、心のこもったお料理まで振舞っていただいたこと、ずっと心に暖かく残ることでしょう。ありがとうございました。

 また、お会いできるとは思っても、みていませんでした。さおりさんと最後の最後にお会いすることができたことは、私にはとても大きな意味のあることでした。

 今思いますと、Rは本来の自分の居場所へ戻ったのだと素直に感じるところもございます。
Rが水輪で、みどり先生、研一先生、スタッフの方々、お仲間の皆様とのご縁を大切に大きく育んでいけたら、どんなに素晴しい事かと思います。
 
 どうかRのお見守りお導きをよろしくお願い申し上げます。

私たちは、人間として正しい方向へ成長できるよう、ともに成長しながら学んでいます。日々内省し、高めあっていきますので今後共よろしくお願いいたします。